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「山ガール」へのアプローチ方法とは?

とにかく山などのアウトドアが大好きな彼女たち。

彼女たちのなかには、かなり本格的にトレッキングを楽しんだり、アウトドア好きな人たちも存在します。

山ガールへのアプローチ方法とは

「山ガール」とは、こんな女性

最近の健康志向ブームを受けて、登山にも人気が集まっています。その人気は婚活世代の女性にも広がりました。
そして、基本的にかわいい格好、スタイリッシュな格好をしたいというのが女子ですよね。かつての登山ウェアは地味なものが多く、彼女たちの声を受けてスタイリッシュなアウトドア用ファッションが登場しました。
それらを身に付けて登山をする女性たちが「山ガール」です。

男女ともに、アウトドア用ファッションが洗練

山ガール、山男子(山男?)のためのスタイリッシュな服装を、有名百貨店やデパートなどでよく見かけるようになりました。
女性には「山スカート」なるものが登場し、「登山も女の子らしく」という女性の人気を集めているのだとか。
山スカートはデザイン性も高く、山登りでも街着でも兼用できるのが特徴です。
とあるメーカーでは、パーカーやシャツといった登山グッズの売り上げは毎年伸びていて、売り上げの20〜35%を女性が占めているそう。

山ガールへのアプローチ

登山に誘ってみることを真っ先に思いつきますが、ちょっと待って。あなたは登山の経験や知識がありますか?たとえハイキングレベルの山でも、全く知識のないまま行くのはあまりに無謀で、彼女を危険にさらしてしまう可能性もあります。
彼女たちは基本的にアウトドアが好きなので、まずはキャンプやバーベキューなど、もう少し気軽にできるものから誘ってみましょう。山への知識を蓄える時間を稼ぐのです。
それから、彼女に登山に対しての質問をしてみましょう。きっと、生き生きとした表情で山の魅力を語ってくれるでしょう。

山ガール向けの婚活イベントも話題

面白そうなイベントが結構ありますよ。

間伐作業婚活

去年滋賀県で開催された婚活イベント「間伐作業婚活」。山が好きな「山ガール」増加に目を付けた滋賀県が、県内初の婚活イベントとして企画しました。
女性には大人気でキャンセル待ちにまでなったらしいですが、男性の参加は今一つだったそうな。

山コン

登山好きな男女を集めて、山で開催される合コン。共通の趣味である山登りを通じて親交を深めるというものです。
同じゴールを目指して助け合いながらの登山は、カップル成立する確率が高いのだそうです。

注意も必要

2010年11月のことですが、静岡県川根本町にある沢口山で、遭難事件が発生しました。沢口山は標高1425メートルで、小学生の遠足コースにも選ばれる初心者向けの山です。
午前9時半に山コンで集まった、いずれも20代の会社員と大学生のグループ5人で入山。当日は雨が降る悪天候でしたが、5人は薄手のウィンドブレーカーやトレーナーといった軽装備でした。登り始めて4時間半後、5人は濃い霧に視界を奪われて山頂付近で方向感覚を失ってしまいました。登山には必需品である地図やコンパスを持っていなかった5人は下山を始めますが、急な斜面で立ち往生する事態に陥りました。バランスを崩せば滑落して命を落とす危険のある場所でした。山頂付近で遭難した場合、そのまま山頂を目指すのが鉄則なのですが、彼らは知識不足のために誤った判断をしてしまったのです。

極寒と空腹の中、5人はお互いを励まし合いながら救助を待ち、2日後に無事助け出されました。
自然の脅威に対して、人間はあまりに無力です。身を守るための知識がないまま、軽い気持ちで自然に挑むのは自殺行為です。
例え初心者向けの山でも、それは同じ。自然をナメてはいけません。

山ガールになった理由

最近話題の山ガール。彼女たちは、なぜ山ガールになったのでしょうか。
体力作りのため

普段デスクワークの人は特に、日頃の運動不足が深刻な問題になっています。ジムに通っている婚活女子も多いかと思いますが、飽きるんですよね。「会費だけ払ってる」なんて人、多いのではないでしょうか。わたしは、通えなくて結局辞めてしまいました。若さや気合いで乗り切れた20代と違って、30代は恐ろしいことにカラダの無理が利かなくなってきます。体力作りをするには、ハード過ぎず歩くだけということから、始める婚活女子が急増中なのです。
自分のペースでのんびり歩くと、無理をせずに四季折々の景色を楽しみながら山歩きができます。
男性も、運動不足に悩んでいる人は多いようです。一緒に山歩きができれば、会話も弾んで楽しめるはずです。

近場で旅行気分が味わえる

女子は旅行が好きですよね。しかし、ゆっくり旅行をしたいけど長い休みも費用も、この不況の時代にはなかなか難しいものがあります。かといって、せっかくの週末に分単位で動き回るような忙しない観光旅行はしたくない・・・。
そんなときに、「そういえば、ここは火山のある日本で、そこいらじゅうに山々が点在している」ということに気付いた、とある女子。最近では高尾山ブームもあり、山が身近に感じられるという点も要因かもしれません。
「頂上を目指す」などではなく、「山歩きを楽しむ」ことを目的にすれば、苦しいこともなく旅行気分、ピクニック気分を味わうことができます。

初心者でも楽しめる!

本格的な装備なしでも、気軽に楽しめる場所があります。探してみましょう。
初心者向けポイント

とにかく無理は禁物です。一歩間違えれば命に関わることになりかねませんので、充分な注意が必要です。

  • 標高1000m以下の低い山もたくさんある
  • なかには「スニーカー山」と呼ばれるような、軽いハイキング気分で行ける山もある
  • 山の近くには温泉があるところが多い
  • 女性向けのウエアが、カラフルでオシャレになってきている
  • 日帰りで3時間くらいのコースなら、荷物も比較的少なくて済む

山でのデートも、いいかもしれませんね。

山ガールの出現により、カラフルでオシャレなウエアがどんどん発売されています。それにより、ますます山ガールの人口が増えました。普段の運動不足を解消してリフレッシュができるので、これからも山ガールは増えるかもしれません。そんな彼女たちの婚活、「山コン」も、この先増えるのではないでしょうか。
まず、山に関する知識を蓄えましょう。練習がてら、友人と低い山に登ってみるのもいいかもしれませんね。経験を積む必要もあります。知識と経験が多少でもあれば、心に余裕が生まれて彼女とのトークや自然を楽しむことに集中できます。
「楽しむことを目的に、無理をせず」が合言葉です。